概要
CDP-ICLEI Trackは、 世界気候エネルギー首長誓約 (GCoM) の報告プラットフォームとして認められています。GCoMは、持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガスの国の目標以上の削減、気候変動の影響への適応に取り組むことにより、持続可能でレジリエント(強靭)な地域づくりを目指し、同時に、パリ協定の目標の達成に地域から貢献しようとする自治体の首長が、その旨を誓約し、そのための行動計画を策定した上で、具体的な取組を積極的に進めていく国際的な仕組みです。 自治体がGCoM地域事務局を通じてGCoMに誓約している場合、またはGCoMに誓約したい場合は、このオプションを選択してください。
貴自治体がまだGCoMに誓約していない場合は、Journey - Global Covenant of Mayors にアクセスしてGCoMに誓約レターを送信し、正式に誓約する手順を確認できます。貴自治体のGCoM参加状況を確認したい場合は、 info@globalcovenantofmayors.org にお問い合わせください。このオプションを選択して シティ質問書に回答すると、自治体は 共通報告枠組み(CRF) の要件に準拠していることを示すことができます。シティ質問書を通じて提出したデータは完全に公開され、GCoM地域事務局と共有されます。
CDP-ICLEI Trackを通じてGCoMにどのように報告できますか?
GCoMに誓約した自治体は、目標の進捗状況を追跡するために、定期的な報告を通じてデータを公開することに合意したことになります。CDP-ICLEI Trackは、GCoMに正式に認定された報告プラットフォームの1つです。GCoM 共通報告枠組み (CRF) と完全に整合しているため、CRF に必要なデータポイントをCDP-ICLEI Trackを通じて報告できます。
検証プロセスとは何ですか? また、CDP-ICLEI Trackを通じた報告により自治体がGCoMバッジを取得するにはどうすればよいですか?
自治体がCDP-ICLEI Trackを通じてデータを提出すると、その回答データはCRFの要件に照らして検証されます。各自治体には、CDPまたはICLEIから暫定的な準拠結果を示す電子メールが届き、包括的なフィードバックとデータ改善のための推奨事項が示されます。CRFの要件がすべて満たされると、準拠が達成されます。
報告サイクルの早い段階で回答を提出した自治体は、検証を複数回受けることができ、回答データを修正し、再提出することができます。修正データは再び検証され、非公式の準拠結果が記載された電子メールが1ヶ月以内に送信されます。
報告プラットフォームの閉鎖後、自治体の提出データは、それぞれのGCoM地域事務局と共有され、公式データとして受領されます。その後、地域事務局より、獲得したバッジが自治体に授与されます。これらのバッジは、GCoMのグローバルウェブサイトに掲載される自治体プロフィールページにも表示されます。
シティ質問書において、GCoM報告に必要な質問をどのように識別できますか?
GCoMに参加している自治体には、自治体の質問書経路の選択とは関係なく、CRFで要求されるすべての質問と列が表示されます。詳しくは Questionnaire Pathway Map(英語文書)をご覧ください。
CRF における必須データ ポイントは、"^" 記号で示されます。この記号により、自治体は必須項目を簡単に特定し、よくある間違いを避けることができます。完全準拠を達成するには、自治体はすべての必須データ ポイント ("^") に適切に回答する必要があります。