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Last Updated: 10/24/2025

本記事は情報開示企業向けのもので、CDP質問書への回答開始前のオンボーディング・ステップについて説明しています。 

質問書の設定に関するガイダンス: 売上、従業員数、ACS、DIRO、環境課題の割り当てについては、CDP Corporate Questionnaire setup Preview(英語のみ)の資料を参照してください。 


目次

  1. CDPポータルにサインイン

  2. 情報開示提出責任者(Submission Lead)の確認

  3. 質問書の設定

  4. 回答を開始する



 

1.CDPポータルにサインイン

まずCDPポータルにサインインします。アカウントが登録済みで、情報開示共同編集者(Discloser Contributor)として組織に追加されている必要があります。

新規ユーザーの場合は、アクセス権を持つ既存ユーザーに、新しいチームメンバーとして招待してもらうか、ご自身で登録を申請することができます。手順の詳細についてはCDPポータルへのアクセス方法の記事や、 アクセス中に発生した問題に関するトラブルシューティングの記事をご参照ください 。

サインインすると、情報開示ポータルのホームページ上部の青いオンボーディング・タイルに、オンボーディング・ステップの概要が表示されます。



:貴組織が回答要請機関でもある場合は、左側のナビゲーションバー上部のドロップダウンで「情報開示組織(Discloser)」を選択する必要があります。貴組織が開示のみを行う場合は、自動的に情報開示組織のポータルにアクセスしています。

各ステップが完了すると、オンボーディング・タイルの左横の数字が、緑のチェックマークに変わります。


 

 

回答要請の管理

 

重要:CDPを通じて開示するには、CDPポータルに1つ以上の回答要請が届いている必要があります。回答要請は、サプライチェーンメンバー(顧客)、CDPキャピタルマーケッツ、バンクプログラムメンバー、またはRE100など、さまざまな回答要請機関からの情報開示要請です。自社に届いた回答要請を各院するには、ポータルサインイン後、左側のナビゲーションパネルにある「回答要請」をクリックするか、ホームページの「回答要請を確認」タイルをクリックして、「回答要請」ページに移動します。ここで、新たな開示要請、または統合する必要のある子会社宛の回答要請が届いているかを確認してください。 

情報開示サイクル中に新規に顧客からの要請を受け取ることがあります。6月18日以降に届いた回答要請については、情報開示組織が承認または拒否することができます。詳細については、 情報開示組織として回答要請の管理および質問書設定の再送信方法に関する記事を参照してください 。

要請がない場合は、自主回答企業(SSC:Self Selected Company)として登録することができます。詳細については、 情報開示登録(Register To Disclose)フォームの記入方法の記事をご覧ください 。

 

 

2.情報開示提出責任者(Submission Lead)の確認

情報開示提出責任者になるには、オンボーディング・タイルの「情報開示提出責任者の確認」ステップをクリックするか、または左のナビゲーション・パネルの組織名の下にある「チームメンバーを招待する(Invite team members)」ボタンをクリックして「チームメンバー(Team members)」ページに移動します。



ポータルに初めてサインインした場合は、以下のポップアップが表示されます。 情報開示提出責任者になるには、赤い「権限を確認(Review permissions)」ボタンをクリックします。情報開示共同編集者として操作を続ける場合は、「共同編集者として続ける(Continue as a Contributor)」をクリックしてください



「権限を確認(Review permissions)」ボタンをクリックすると、「チームメンバー(Team members)」ページに移動します。 

「チームメンバー(Team members)」ページに移動後、担当ユーザー行をクリックしてください 「役割(Role and visibility)」セクションに移動し、「情報開示の役割(Disclosure role)」欄のドロップダウンメニューをクリックし、「情報開示提出責任者(Submission Lead)」を選択します。役割の変更を保存するには、ウィンドウの下部にある赤い「変更を保存(Save updates)」ボタンをクリックします。

詳しいガイダンスについては、情報開示提出責任者への役割更新動画および開示者としてのチームメンバーの管理に関する記事をご覧ください 。




:質問書の設定を完了できるのは、情報開示提出責任者のみです。そのため、質問書の回答を開始する前に、このステップを完了する必要があります。 

 

情報開示提出責任者の役割について

 

情報開示提出責任者になる際は 、貴組織を代表してCDPの情報開示規約に同意する必要があります。 

情報開示提出責任者の役割と権限は 、他のユーザーに対して割り当てることができません 。該当するユーザーは情報開示提出責任者の役割および情報開示規約に自ら同意する必要があります。

情報開示共同編集者は、いつでも情報開示提出責任者になることができます。このステップでは、今年の役割と権限は、現在の情報開示サイクル中のみのユーザー権限であり、次のサイクルでは役割がリセットされ、新たに情報開示提出責任者を選択する必要があります 。 

重要:情報開示提出責任者は、組織につき1ユーザーのみです。他のユーザーがこの役割を引き受ける場合、既存の情報開示提出責任者は情報開示共同編集者に戻ります。

情報開示提出責任者の登録が完了すると、そのユーザーには回答事務費用の選択、および質問書の設定を完了する権限が付与されます。ポータルのホームページにある回答事務費用のタイルは、情報開示提出責任者のみに表示されます。詳細については、回答事務費用の支払い に関する記事をご覧ください。

:質問書の設定と質問書の回答提出ができるのは、情報開示提出責任者のみです。情報開示共同編集者も回答入力はできますが、質問書の設定完了や回答の提出はできません。


 

3.質問書の設定

「情報開示提出責任者の選択」のステップが完了次第、質問書の設定を開始できるようになります。設定を開示するには、オンボーディングタイルにある「質問書を設定(Set up questionnaire)」リンクをクリックし 、「CDP質問書を設定(Set up your CDP questionnaire)」の概要ページに進みます。



 

設定を開始するには、下部にある赤い「質問書の設定を開始する(Start questionnaire setup)」ボタンをクリックします。年間売上高、従業員数、CDP-ACS分類、環境課題の評価など、貴組織の規模や業種に関する一連の質問が表示されます。各質問に関する詳しいガイダンスは、CDP Corporate Questionnaire setup Preview(英語のみ)の資料をご覧ください 。また、質問書の設定方法についての動画もご覧ください 。

重要: 貴社の質問書の一部には、前年度回答が自動的にコピーされています(コピーフォワード(copy forward)機能)。オンボーディングステップの質問書設定の際、貴社が最初に選択、提出した内容のみが今年の質問書に自動的に入力される仕様です。可能な限り多くの前年度回答が自動的にコピーされるよう、初回の質問書設定提出前に貴社に関連する全ての質問、予定されているプロジェクト/環境課題が選択されているかをご確認ください。この機能は初回質問書設定提出時の内容のみが適用され、提出後に再設定した内容はコピーされませんのでご注意ください。提出した質問書設定の内容は、回答提出前であれば、質問書の再設定、再提出から変更ができます。

次に、気候変動分野の情報開示と、その他の環境課題の情報開示の意向を確認します:




「フォレストとウォーターに関する情報を開示しますか」の質問で、開示を予定する環境課題について「はい」を選択してください



最後に、設定した内容を提出する必要があります。 

:回答提出と同様、設定内容を提出できるのは、情報開示提出責任者のみです。(情報開示共同編集者の役割では、質問書の設定を進めることのみ可能です。)質問書への回答を開始する前に、前述の「情報開示提出責任者の確認」ステップを完了しておく必要があります。

設定が完了すると、ポータル・ホームページのオンボーディング・タイルが質問書のKPIバナーに変わり、そこに「Start questionnaire >(質問書を開始)」ボタンが表示され、情報開示を開始できます。

 

追加の回答要請を受け取った場合に質問書を再設定する

 

質問書の設定内容は、最終的な回答提出までにいつでも編集、再提出することができます。間違いの訂正や、質問書の設定提出後に新たな回答要請機関から回答要請を受けた場合には、質問書の再設定が必要となる場合があります。

追加の回答要請が届いた場合、ポータル・ホームページの質問書の進行状況バナーの下に、「3件の新規回答要請があります(You have 3 new requests)」と表示されます。
 



質問書における回答要請機関と回答要請を更新するには、右上端の質問書バナーの下にある「質問書設定の編集(Edit questionnaire setup)」ボタンをクリックし、質問書設定を再提出してください。 

ここでは回答済みの質問に対する回答内容が事前に入力されますので、既存の回答を確認し、質問書設定を再提出してください。質問書設定の再提出によって、入力データ済のデータが失われることはありませんが、追加の質問が表示される等、質問書の内容が変わる場合がありますのでご注意ください。設定の再提出に関する詳細と手順については、 回答要請の管理 に関する記事をご覧ください 。


 

4.回答を開始する

質問書の設定が完了したら、質問書への回答を開始できます。すべての共同編集者と提出責任者が質問に回答できますが、提出できるのは情報開示提出責任者のみです。「質問書を開始 Caret Right outline(Start questionnaire)」ボタンをクリックすると、質問書ページへ移動し開示を開始できます 。


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