本記事は、すべての情報開示組織を対象としており、CDPポータルを通じて最終的な回答を提出するために必要な手順の概要を説明しています。
重要：回答ポータルオープン後、質問書ページより質問書の閲覧、記入、確認が可能となりますが、回答が提出できるのは7月14日の週以降です。回答ポータルオープンから7月14日の週までの期間は回答の提出はできませんので、ご注意ください。
内容
質問書の設定と回答が完了し、回答事務費用の支払いまたは請求書の請求（該当する場合）が完了したら、最後のステップとして回答を提出します。 提出した回答は、すべての「回答要請機関」に対してまとめて提出されます。つまり、すべての回答要請に回答することも、すべての回答要請に回答しないこともできます。
注：キャピタルマーケッツ署名機関の回答要請を受けているにもかかわらず開示しない場合、「Fスコア」の対象となる可能性があります。またこのスコアは公開されます。
企業、都市、州、地域のスコアリング対象となる回答の提出期限は9月17日です。ただし、情報開示組織は11月19日のプラットフォーム閉鎖日まで、回答を提出または修正することができます。スコアリングの対象となるのは、スコアリング期限までに提出された直近の回答のみであり、それ以降の修正についてはスコアリングされません。
詳細については、今年の 開示スケジュールをまとめた記事をご覧ください 。
英語、中国語、日本語、ポルトガル語、スペイン語で提出された回答のみがスコアリングの対象となります。
回答提出責任者（Submission Lead)＆回答事務費用 前提ステップ
回答提出を進めるには、現在、回答提出責任者（Submission Lead)を任命し、回答事務費用を支払っている必要があります（該当する場合）。詳細のガイダンスについては、情報開示組織としての役割管理に関する記事をご覧ください。
貴社の組織が回答事務費用を支払う必要がある場合、提出責任者は 質問書を提出する前に、費用と支払い方法を選択する必要があります。
注： 回答事務費用のステップが完了していない場合、または請求書が発行されていない場合は、回答は受け付けられません。
詳細なガイダンスについては、 情報開示組織としてCDP回答事務費用を支払う方法の記事をご覧ください 。
回答書の提出方法（回答提出責任者（Submission Lead)のみ）
以下の手順に従って、回答を提出してください。なお、組織の最終的な回答を提出できるのは、提出責任者のみです。
- CDPポータルのアカウントにサインインします。
- 質問書ページに移動します。
- ここで、質問書の右上にある「質問書を提出する」 ボタンをクリックします。
各質問書セクションおよび質問の完了率とステータスを表示から、質問書の回答を確認していただけます。
コーポレート質問書の質問に対するすべての更新を確認し、すべての質問に正確に回答していることを確認するため、バージョン管理表と照らし合わせて質問書の回答を確認することをお勧めします。
注：質問書の記入が100％完了していない状態でも提出可能です。
「セクションの概要」ページでは、さまざまなセクションの内訳を確認することができます。確認が終わったら、「続ける」をクリックしてください。 その後、以下の画面が表示されます：
重要：その後、次のようなメッセージが表示される場合があります：質問書が完了していません。
質問書が完了していない場合、このステップではアクティブなセッションと未回答の質問の割合が表示されます。質問書が完了している場合、このステップではすべてのセクションが同様にリストアップされ、質問の回答率が表示されます。提出するには、「提出する」をクリックしてください。
重要：次のステップでは「スキップした質問」を確認してください。 セクションの内訳を確認したら、すべての必須質問に回答したかどうかを確認する必要があります。
コーポレート質問書の必須質問は以下の通りです：
- 1.1 どの言語で回答を提出しますか。
- 1.4 データを報告する年度の終了日を記載してください。排出量データについては、過去の報告年度の排出量データを提出するかどうかを明記してください。
- 1.10 (FSのみ) 貴組織は、どのような活動を実施していますか、また、どのような業種に融資、投資、保険の活動を行っていますか。
必須項目がすべて入力されていない場合、次のステップに進むことはできません。
スキップした質問を確認する
- 回答が漏れているステータスと必須ではない質問を確認したあと、「とにかく提出」をクリックして次に進むか、または
- ステータスと回答が不足している必須の質問を確認してください。「キャンセル」をクリックし、提出前に必須の質問に記入してください。
質問書プロセスのレビューが完了したら、回答要請の確認を続けて行ってください。 回答要請の提出は、すべての回答要請機関に対して行われます。受信した特定の回答要請の詳細については、CDPまたは回答要請機関に直接お問い合わせください。
「続行」をクリックして質問書の提出を進めてください。
提出タイプを確認する
質問書提出のための次のステップは、提供された回答の公開／非公開を選択することです。また、CDPの情報開示規約とスコアリングに関する情報へのリンクが表示されます。
以下の画像に表示されているように、回答の公開・非公開を選択することができます：
州および地域は、非公開で提出する資格がないため、この選択肢が表示されないことにご注意ください。
提出
提出タイプに適したオプションを選択した後、最後のステップは回答を提出することです。「続行」をクリックして、提出の最終段階に進んでください。
回答を提出すると、「完了」タブに以下のような確認画面が表示されます。 スコアリングの対象となるためには、9月17 日までに回答を提出する必要があります。最終提出期限は11月19日です。
質問書提出後、 11 月 19 日まで回答を編集することができます。 編集の有無にかかわらず、回答をスコアリングするためには、 9月17日までに再提出していただく必要があります。それまでに回答を再提出しない場合、編集した内容はスコアリングされませんが、最初の回答はスコアリングされます。
回答を編集するには、「提出内容を編集する」ボタンをクリックしてください。これにより、質問書の回答が再度表示され、回答を編集することができます。編集が完了したら、すぐに回答を再提出してください。
詳しいガイダンスについては、 情報開示組織として回答を編集する方法について記事をご覧ください 。
ご回答を提出された後、回答要請を遅れて受け取られた場合、その要請に対応するために回答を編集することができます。以下の項目を選択してください：
- 提出した回答を編集する： 質問書を編集して修正し、環境課題または回答要請機関が変更した質問書を更新するために設定した質問書を再提出することができます。その後、追加テーマの質問、または新しい回答要請機関からのサプライチェーン特有の質問に回答することができます。
- 提出した回答を編集しない： 回答を編集せずに、遅れて受け取った回答要請を受諾することができます。これは、貴社の最新の提出内容が、追加の回答要請機関と共有されることを意味します。
遅れて受け取られた回答要請の管理に関する詳しいガイダンスについては、 開示組織として回答を編集する方法の記事をご覧ください 。
回答済みの質問に対する回答はあらかじめ入力されていますので、変更する必要はありません。質問書の設定を変更すると、回答に表示される質問に影響を与える場合があります。質問書の設定を再送信した後、回答および未送信の質問を確認することをお勧めします。以前の回答が失われることはありません。
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