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本記事は情報開示組織向けのもので、AIによる回答生成機能について説明しています。情報開示組織が任意で利用できる新機能であり、アップロードされた資料をもとに、一部の質問に対する回答ドラフトをAIが自動生成するものです。

:本機能は段階的なリリースを予定しているため、開示サイクル開始時点では、一部の情報開示組織の利用に限られます。 詳細につきましては、対象およびサポートについての項目をご参照ください。

内容

回答生成機能について

本機能は情報開示組織が任意に使用できる機能であり、アップロードされた資料から特定のCDP質問に該当する情報やデータを検出し、回答作成を効率化します。Briink社との共同開発技術を採用し、アップロードされた資料内の情報を検知および抽出することで、特定の質問に紐づけを行います。対象となる質問においては、以下の情報が提供されます:

  • AIによる回答案。

  • アップロードされた資料の参照元情報を含む、回答案の生成プロセスに関する説明。

  • 該当する場合、CDPが公表するベストプラクティスとの比較による、アップロード資料に不足した情報の提示。

:この機能はサポートを目的としたものであり、提案された情報に基づく最終的な回答は、各組織の責任においてご判断ください。提案されたすべての回答内容は、入力前に必ずご確認いただき、必要に応じて修正をお願いいたします。

対象およびサポート

回答生成機能は、高品質で信頼性の高いサービスを提供するため、段階的なリリースを予定しています。

2026年開示サイクル開始時点では、機能のご利用は一部の組織に限定され、2025年に回答事務費用エンハンストをお支払いいただいた組織にのみ提供されます。開示サイクルを通じたプラットフォームのパフォーマンス、および運用の進捗に応じ、対象組織は順次拡大されます。機能が利用可能となった組織には、CDPより通知が送られます。

初期段階として、回答生成機能は完全版質問書の一部の質問にのみご利用いただけます。SME版および州・地方政府向け質問書については、開示サイクル開始時点では対象外です。対象外の質問には、「Suggested Response」パネルが表示されません。

ステップ1:ご利用開始にあたり

AI回答案の生成前に、以下をご確認ください:

  1. ポータル上、質問書の設定が完了していること。

  2. ご利用中のアカウントが、情報開示提出責任者の役割であること。詳細は、情報開示組織向け:CDPポータル・オンボーディング・ステップの「情報開示提出責任者の決定」についての項目、および情報開示組織向け:チームメンバーの管理の「情報開示提出責任者の変更」についての項目をご参照ください。ポータル上、資料のアップロード、AI回答案の生成および閲覧は、情報開示提出責任者のみ可能です。

  3. 貴組織に関連するすべての資料をご用意ください。 ただし、アップロードできるファイルには条件がございます:

    • 最大25件までアップロード可能。

    • 1ファイルあたり120 MBまで

    • 対応するファイル形式は以下の通りです:

      • PDF

      • DOC / DOCX

      • XLS / XLSX / XSLM

      • PPT / PPTX

      • CSV

      • XML

    • 80以上の言語に対応しています。

    • 年次報告書、サステナビリティ報告書、および統合報告書からのアップロードが推奨されます。

    • 2025年質問書に回答されている場合、資料の一部として2025年回答をアップロードすることで、昨年の回答内容が自動的に反映され、貴組織のスタイルに合った回答案が生成されます。

詳しい操作方法につきましては、2026 Feature Demo(英語のみ)の動画資料をご参照ください。

:質問書の設定再送信時にCDP-ACSや環境課題が変更された場合、それに伴い質問書の内容が変わる可能性もあります。その場合でも、生成された回答案は自動的に変更されません。

ステップ2:資料をアップロードする

CDPポータルにサインイン後、新たに「AI-suggested responses」タイルがホーム画面に表示されます。

資料のアップロード方法は以下の通りです:

  1. AI-suggested responses」タイルの「Upload documents >」をクリックし、設定の「RESPONSE SUGGESTIONS」タブを開きます。上記がホーム画面に表示されない場合には、画面左のサイドバー「設定」より「RESPONSE SUGGESTIONS」タブを選択します。

  2. ページ内では以下の項目をご確認ください:

    • 機能の概要

    • 規約

    • 資料のアップロード

    • 回答案生成時の言語設定

  3. Documents」欄に関連する資料をアップロードします。資料のアップロードができるのは、情報開示提出責任者のみです。情報開示共同編集者はページの閲覧のみ可能で、すべてのボタンはグレーアウトされ押下できません。

  4. AI回答生成時の言語をお選びください。質問書の回答入力時と同じ言語が推奨されます。

:開示サイクル開始時点では、生成時の言語は英語のみ利用可能です。アップロード資料は80以上の言語に対応しています。機能の拡大に伴い、生成言語も段階的にすべてのCDPサポート対象言語(英語、スペイン語、ポルトガル語、簡体字中国語、日本語)に対応予定です。

ヒント:CDPでは情報開示組織のみなさまに、AI技術の適正かつ持続可能な利用を推奨しています。回答案の生成に際しましては、可能な限りすべての関連資料をあらかじめ揃えてのアップロードをお願いいたします。機能の使用を1回にとどめることで、複数回にわたり回答案を生成する必要がなくなり、環境への負荷を軽減できます。さらに、初回に生成された回答の質を高めることにもつながります。

ステップ3:AIによる回答案を生成する

資料のアップロードと言語選択完了後:

  1. ホーム画面左のサイドバーより「質問書」、またはホーム画面の「質問書KPI」タイルをクリック。

  2. 質問書」ページの右「AI-suggested responses」タイル内に「Generate suggested response」ボタンが表示されます。

  1. クリックすると、回答案の生成が開始されます。完了まで30分程度かかります。なお、所要時間は以下の条件により異なります:

    • アップロードされたファイル数

    • ファイルサイズ

    • アップロード資料の内容

    • システム全体の利用状況

  2. 生成が完了すると、通知が表示されます。「AI-suggested responses」タイルには最終生成日時の履歴が表示されます。

  1. アップデート資料の変更は回答提出前まで可能です。資料が追加または削除された場合、回答案には日付のうちと表示され、再度生成が必要です。

ステップ4:質問書で回答案を確認する

AI回答の生成後、回答案は質問書内の一部の質問およびモジュールへの入力が可能になります。対象質問についての詳細は、上述の対象の項目をご参照ください。

  1. 左下に「Suggested Response」と表示された質問を開きます。

:2025年も回答されていた場合、昨年の回答に基づき一部の回答は、あらかじめ入力されている可能性があります。昨年の回答内容の自動入力についての詳細は、情報開示組織向け:CDPポータル・オンボーディング・ステップをご参照ください。上記の質問に対しても回答案は生成されます

  1. Suggested response」ボタンをクリックし、「Response suggestion」パネルを開きます。表示される内容は以下の通りです:

    • AIによる回答案

    • 根拠となる資料

    • 参照元

    • 回答案の作成プロセス

    • CDP報告ガイダンスのベストプラクティスに基づく補足情報

:すべての回答案には参照資料が明示されます。参照元は番号で表示され、回答案の入力前に、元の資料を確認できます。


自由記述の回答案を使用する場合には:

  1. 回答案を「Copy」ボタンでコピーし、質問書の回答欄にペーストします。詳細は、情報開示組織向け:CDPポータルの利用方法の「質問書回答ボックスの編集」をご参照ください。

  2. 内容を確認し、必要に応じて編集します。

  3. 入力された回答が、貴組織の提出内容として正しいことをご確認ください。詳細につきましては、上記「情報開示組織向け:CDPポータルの利用方法」についての記事をご参照ください。

:回答案には、一部の選択式の質問への回答案も含まれます。選択式の質問に回答案を反映させる場合には、質問画面に戻り、手動で回答をご選択ください。

重要:AIによる回答案を入力された箇所につきましては、回答提出時に内容を必ずご確認ください

データ利用とセキュリティ

ご利用にあたっての注意点

回答生成機能はBriink社と共同開発したAI技術を採用し、資料のアップロードによるCDP開示情報の抽出および回答作成を可能にするものです。詳細につきましては、上述の回答生成機能についての項目をご参照ください。

本機能はユーザーの判断に代わるものではなく、あくまでサポートを目的として設計されたものです。アップロード資料の選定、更新および削除は、情報開示提出責任者の判断において決めることができます。また、情報開示提出責任者より提供された資料以外のデータが、回答案の生成に使用されることはありません。


AIによる回答案には、誤り不備、または古い情報が含まれる可能性があり、以下についての確認は、情報開示組織の責任に帰するものとします

  • 生成された回答内容の確認

  • 参照元資料の検証

  • 必要に応じた回答の修正

  • 提出前の内容の最終確認


データセキュリティ

すべてのユーザーデータは、欧州に拠点を置くGoogle Cloud Platform (GCP) 内で処理および保管され、外部からの接触はありません。また、安全性を確保するため、暗号化されたバックアップは欧州内の別の地域で保管されます。すべての資料は暗号化され、他組織の資料と隔離された安全なシステムにおいて処理されます。AIが生成した回答案には、自組織のユーザーのみアクセスが可能です。

またユーザーデータへのアクセスは、指定のエンジニアリングチームのみに制限され、メンテナンスおよび品質保証以外の目的でアクセスされることはありません。またデータがBriink社のAI学習に使用されることは一切なく、他の開示企業や第三者に公開および利用されることもありません。


環境への配慮

Briink社およびCDPは、AIが環境に及ぼす影響を極めて重視しています。Briink社のシステムは低炭素データセンターで稼働しており、システムにおける環境負荷の測定および最適化への方針を定めています。また、AIに関連する環境への影響についてさらなる透明性を提供できるよう、継続的な取り組みを進めています。

トラブルシューティング

回答案が表示されない

アップロードされた資料の内容が十分でない場合、以下のメッセージが表示されます:「There wasn’t enough evidence in your documents to answer this question.」

機能に問題があることを示すものではなく、アップロード資料内に十分な根拠が見つからず、システムが確証を持って回答を生成できなかったことを示しています。


対処方法は以下の通りです:

  • 回答を手動で入力する。

  • 追加の資料をアップロードする。

  • 回答案を再度生成する。


回答案が生成されない

「Unable to run」のエラーメッセージが表示された場合:
 

以下をご確認ください:

  • ご利用中のアカウントが、情報開示提出責任者の役割であること。

  • すでに生成の完了した回答案がないこと。

  • 短期間に繰り返し回答案の生成はできません。

ファイル数やサイズ、生成回数の多さは処理速度に影響します。


回答案が間違っている

  1. 回答案の「Explanation」より、参照元のアップロード資料をご確認ください。

  2. アップロードされた資料の中に、関連する情報が記載されているかを確認します。

  3. 必要に応じ、資料を変更します。

  4. 回答案を再生成します。

サポートに問い合わせる

上記で解決しない場合には、このページ最後の「サポートに問い合わせる」より、CDPサポートへご連絡ください。ヘルプセンターのマイサポートより直接お問い合わせをされる場合には、カテゴリー「システムサポート」、サブカテゴリー「AI Response Suggestion Issues」をご選択ください。担当部署にて対応いたします。

ケースの作成方法、およびヘルプセンターアカウントの作成方法につきましては、ヘルプセンターへのお問い合わせ方法をご覧ください。


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